ゲイツ氏がポリオ常在国のガバナー・エレクトを激励
記事:Arnold R. Grahl
国際ロータリー・ニュース:2009年1月21日
1月21日、2009年国際協議会にて、ポリオ常在4カ国の次期地区ガバナーと直接会い、話し合ったビル・ゲイツ氏。写真提供:Rotary Images/Monika Lee
ビル・ゲイツ氏は1月21日、野生型ポリオ・ウイルスが今でも常在する4カ国(アフガニスタン、インド、ナイジェリア、パキスタン)の次期地区ガバナーと直接会い、ポリオ撲滅のための活動をこれからも続けていくよう激励しました。
この会合は地区ガバナー・エレクトにとって全く予期せぬ出来事でした。ガバナー・エレクトとの会合を終えたゲイツ氏はその後、国際協議会第5回本会議のステージに上がり、ポリオ撲滅のためにビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団から国際ロータリーへ、米貨2億5,500万ドルの新たな補助金を授与することを発表しました。ロータリーはこれを受けて、今後3年間でさらに1億ドルの上乗せ資金を集めることになります。
「(ゲイツ氏は)11月にインドを訪れたばかりであること、そしてインドのロータリアンと政府が協力して、ポリオを撲滅するための活動に力を尽くしていることに感動したと話してくれた」と語るのは、第3131地区(インド、マハラシュトラの一部)のディーパック・プロヒット氏です。「ゲイツ氏は、残された障害を乗り越えるために私たちの懸命な努力がいかに重要であるかを語り、私たちは必ずポリオを撲滅できると言ってくれました」
ロータリーのインターナショナル・ポリオ・プラス委員会のロバート S. スコット委員長が、地区ガバナー・エレクトを前に、世界各地のポリオの状況について報告し、良いニュースがある一方、難しい課題も残されていると述べました。世界ポリオ撲滅推進計画のおかげで、1999年に第2種ポリオを撲滅することができたが、ナイジェリア北部における第1種ポリオの蔓延は、残された課題の一つだと委員長は話します。
整形外科医のプロヒット氏の診療所では、6カ国のポリオ患者のために、矯正手術を行っています。来年度地区ガバナーに就任するにあたり、ゲイツ氏と会えたことで、ロータリーの「End Polio Now(今こそポリオ撲滅のとき)」キャンペーンを推進する一層の意欲が湧いてきたと言います。
「素晴らしいの一言です。今回の協議会の最大の秘密はこれだったのだと思いました」とプロヒット氏。
第6690地区(米国オハイオ州)ガバナー・エレクトのアトマラン・グワンデ氏は、ゲイツ氏が自らインドへ赴いたり、国際協議会へ出席するといった直接的な参加によって、世界でロータリーへの信頼が高まると期待しています。
「協議会でこれほど大きな発表が行われたのはこれが初めてのことではないかと思う」とグワンデ氏は話しています。
次のリンクをご参照ください。
ポリオ撲滅のための寄付にご協力ください