全国ポリオデーを祝うスイスのロータリアン
国際ロータリー・ニュース:2008年12月8日
全国ポリオデーを祝って国中に200箇所以上のブースを設け、ボランティアで推進活動をしたスイスのロータリアン(写真提供:Rotary Suisse Liechtenstein)。
ロータリーの1億ドルのチャレンジでは、これまで数多くのロータリー・クラブが募金活動を行ってきましたが、大変工夫を凝らした方法で活動を企画したのがスイスのロータリアンです。
スイス全国ポリオデーの9月13日、スイスの200以上のロータリー・クラブが一斉に活動に参加し、米貨64万3千ドルもの募金を集めることに成功したのです。
このイベントには、第1980地区、1990地区、2000地区から集まった約1万3千人のロータリアンに加え、16のローターアクト・クラブと大勢のボランティア、そしてチューリッヒにあるRIヨーロッパ・アフリカ事務局の職員も支援に加わりました。
地元の行政指導者や保健当局者からも協力を得たスイスのロータリアンは、全国200の市町村の街角に明るい黄色のブースを設置し、色鮮やかなひまわりをモチーフとした飾り付けを施しました。
イベント当日、ブースに立ったボランティアは、ポリオ予防接種キャンペーンで着用した黄色のベストを再びはおり、ひまわりの種10粒が入った小さな封筒を75ラッペン(約米貨64セント相当)で売りました。これは経口ポリオ・ワクチン1服分とほぼ同じ値段です。ロータリーの徽章の入ったこの封筒には「75ラッペンであなたも参加できます」書かれ、ポリオ撲滅のためのわずかな寄付でも、子供の命に違いをもたらすことができることを訴えました。
目標を達成するために
スイスの一般の人々からは大変大きな反響がありました。
「期待を30パーセントも上回る収入を得ることができた」と話すのは、第1980地区、ツーク・ツカーシー・ロータリー・クラブの元会長、アンドレア・クリーブさんです。
元ポリオ患者で、地区ガバナーのウルス・ヘルツォークさんも「目標を十分達成することができた」と言います。こうした成功の鍵となったのは、入念な計画とロータリアンのボランティアの活動です。「地区内のクラブから予想以上の参加がありました」
このイベントは、スイスのロータリーにとって絶好の広報の機会ともなりました。全国のメディアがロータリーとその最優先目標であるポリオの撲滅を取り上げた報道を行ったためです。
「地区内の新聞社が、私たちの活動を全面記事で特集してくれた」と喜びいっぱいに語るのはリヒテンシュタインの一部を含む第2000地区のガバナー、ウルス・ボリジャーさんです。
このキャンペーンは、スイスとリヒテンシュタインでポリオ撲滅を推進し、最終的に米貨83万ドルを集めるという計画の第一段階となりました。今後数カ月にわたり、新たな活動が計画されています。
クリーブ元会長は、「このポリオデーは、私たちのキャンペーンの要となる活動だったので、それが成功して本当に良かったと思う」と感想を述べました。
スイスとリヒテンシュタインの公式地域雑誌「Rotary Suisse Liechtenstein」より抜粋