ロータリーの地図に新たな国が加わる
記事:Ryan Hyland
国際ロータリー・ニュース:2008年9月17日
ルタ・ウアティオア・クラブ会長にキリティマティ・ロータリー・クラブの加盟認証状を贈呈するジャック・デイビース第9220地区ガバナー。写真提供:Sharon Maybee
島国のキリバスに初めて結成されたロータリー・クラブの会員は、8月に1週間をかけてその結成を祝福ました。
8月11日、エド・フタ(布田)RI事務総長がRI理事会を代表して、キリバス共和国、ライン諸島のキリティマティ・ロータリー・クラブの加盟を承認し、200以上の国と地域から成るロータリーの地図に新たな国が加わりました。
「ロータリーは、キリティマティ島(旧クリスマス島)の人々の生活を改善するために、前向きで重要な影響をもたらすでしょう」と話すのは、ルタ・ウアティオア・クラブ会長です。「ロータリーは、リーダーシップの象徴です。このリーダーシップを母国において実践しようと私たちの胸は高鳴っています」
8月23日、35人の会員が、第9920地区ならびに米国から招待されたロータリアンとともに、1週間にわたる祝祭の幕開けとなる第1回公式クラブ例会を開きました。1週間の祝祭行事の一部として、キリティマティ・クラブの会員は、今後のプロジェクトについて調査するために学校と病院を訪問しました。
この訪問に同行したのは、米国コロラド州のコマース・シティ・ロータリー・クラブの会員たちです。同クラブの会員は、以前にキリティマティ島で複数の世界社会奉仕プロジェクトを実施したことがあり、キリバスにロータリーを紹介する上で大きな役割を果たしました。
コマース・シティ・ロータリー・クラブの会員、ジョージ・メイビーさんは、シャロン夫人とともに、これまでに何度もキリティマティ島を休暇で訪れてきました。2006年の休暇中、メイビーさんは、自身のクラブが現地の人々への援助に携わるべきだと確信しました。
1年後、コマース・シティ・ロータリー・クラブは、医療や水質の改善、教育の機会を広めることを目指した複数の世界社会奉仕プロジェクトを開始しました。
その後、同クラブは、キリバスにクラブを結成するために既にRIとともに取り組んでいたウォーリック・プリース第9220地区元ガバナーと協力することになりました。メイビーさんとフィジーのスバ・イースト・ロータリー・クラブの会員は、仮クラブを支援するために、キリティマティ島を幾度か訪れました。
島国キリバス
キリバス共和国 は、太平洋に3,800キロにわたって散らばる33諸島から成り、その人口は、105,000人以上です。キリバスには、ギルバート諸島、フェニックス諸島、ライン諸島の3つの主な行政区があります。
1995年、キリバスは、これまで同国を2つのタイムゾーンに分けていた 国際日付変更線 の修正を請願し、国際的な注目を集めました。現在、国全体が、ジグザグの日付変更線の西側に位置しています。
キリバスは国の所得の大部分を、入漁許可、開発援助、観光業などから得られる海外からの収入に頼っています。
「キリバスの国民は、これまでずっと援助の受け入れ側となっていました」とウアティオア・クラブ会長は話します。「初のロータリー・クラブが結成されて、私たちの会員は、援助の提供者になることができます」
キリティマティ・ロータリー・クラブが現在取り組んでいるプロジェクトには、バナナ・ビレッジ医療診療所の改修作業の完了、島内の6つの学校でのトイレの建設、米国コロラド州のブライトン・アーリー・ロータリー・クラブから寄贈された辞書の配布、歯ブラシと歯磨き粉の配給などがあります。
「将来の明るい兆しが感じられます。ロータリーは、キリティマティ・クラブのますますの成功、そしてキリバスにまた新たにクラブが生まれることを期待できるでしょう」とメイビーさん。「キリバスの国旗をバーミンガムのRI国際大会で見られることをとても楽しみにしています」