Rotary.org: ニュース

 参加者を情報で潤す水サミット


 
 

ニジェール、ニアメイでレタスに水まきをする農家。2008年RI国際大会で行われた水サミットの参加者が、水プロジェクトの維持方法について学びました。Photo by Alyce Henson/Rotary Images

安全な飲み水が得られないために、毎日5千人が亡くなっています。一方、火曜日にロサンゼルスで開かれた水サミットの参加者に向けて発信されたメッセージは、「こうした死は完全に予防可能である」というシンプルなものでした。

「今、立ち上がり、この機会を利用すれば、大きなチャンスをつかむことができます」と、このイベントを企画した「水と衛生設備のロータリアン行動グループ」の委員長、ロン・デナム元地区ガバナーは言います。「ただし、これは、今までとは違うアプローチを取ることを意味しています」

1日にわたるこの会議では持続可能性に焦点が当てられ、約200人の参加者たちは、米国疾病対策センター(CDC)、Water for People、米国国際開発庁(USAID)、ペプシコ財団からの保健専門家の意見に耳を傾けました。

このサミットの企画に携わったキャロライン・クロウリー・メウブ元地区ガバナーは、持続可能な水プロジェクトとはどのようなものかを、参加者が理解し、各自の地元にアイデアを持ち帰ってほしいと考えています。「水プロジェクトとは、地域社会が終始率先して行うべきものだから」と、元ガバナーは言います。

Water for Peopleからの代表者で、マラウイでの「10村リビングストニア水プロジェクト」のプロジェクトマネジャーを務めるロータリアンのロバート・ウベナ氏は、多くの水プロジェクトが開始から5年以内に機能不全になるという実態について述べました。ウベナ氏は、持続可能なプロジェクトの3つの基本的要素を挙げました。

  • 確実な水の供給があること
  • 地元の器具やスキルといった適切な技術があること
  • 地域社会の人々がプロジェクトの主体となること

オープンディスカッションでは、いくつかのテーマが浮かび上がりました。その中には、既に国内で行われている活動をロータリアンが探し出し、それを土台としたプロジェクトを計画することの必要性が含まれていました。

「ロータリーの強みには、政府高官やビジネス界要人とのつながり、さらにはポリオ撲滅を通じて生み出された慈善家たちと結びつきがあります」と言うのは、環境エンジニアでCDCの水専門顧問を務めるパネリストのダニエル・ランターニュ氏です。「援助を頼れる人脈の広さという点では、ロータリーに勝る団体はありません。この強みを利用して、国規模の活動を展開していくことができれば、本当に素晴らしいと思います」

ランターニュ氏はまた、衛生設備の重要性がしばしば軽視されていることを訴えました。一方、デナム氏は、李東建RI会長エレクトが次年度に子供の死亡率を減らす奉仕活動に専念するようロータリアンに求めていることに触れました。水と衛生設備に活動の焦点を絞ることで、子供の死亡率を低下することができる、とデナム氏は述べます。

「水プロジェクトが保健問題といかにつながっているかを、常に念頭におく必要があるのです」 



 


コメントを投稿する

*は入力必須項目です