米国のロータリアンが新地区補助金で地元と海外のプロジェクトを実施

ロータリアンは、ロータリー財団の新地区補助金を活用して、地元と海外の両方で人道的ニーズに応えるプロジェクトを実施できます。その一例として、第5340地区(米国カリフォルニア州)のロータリアンによる活動をご紹介します。  

地区内のカリフォルニア州インペリアル郡では、レスキュー隊が、冷暖房とトイレ設備のない、スクールバスの改造車両を移動指令センターとして使用し、十分な活動をすることが難しい状況にありました。そこで、地元のロータリー・クラブ(Brawley、Holtville)は、新地区補助金と外部からの寄付を利用し、アンテナと無線、コンピューター、その他の設備を備えたトラック車両を寄贈しました。

この地区は、地元でのプロジェクトに加え、南スーダンでの海外プロジェクトも実施しました。舗装道路を含むインフラ整備が整っていない農村地域では、食糧と水、また燃料やその他の物資を運ぶことが困難となっていました。そこで、2つのロータリー・クラブ(Rancho Bernardo Sunrise、Rancho Santa Fe)は、コレラと水に起因する疾病の対策活動を行う団体(Water for South Sudan Inc.)と協同プロジェクトを実施し、6万人の農民が利用できる20基の井戸を設置しました。ぬかるみのない道路を進む必要があったため、気温が48度にもなる乾季に活動を行ったそうです。  

この地区では今年度、現時点までに、31クラブによる29件の新地区補助金プロジェクトを実施しています(各プロジェクトの費用は600〜65,000ドル)。地区ロータリー財団委員長であるパメラ・ラッセルさんは、合理的な補助金申請プロセスや、地元と海外のニーズに応えることができる柔軟性など、新地区補助金のさまざまな利点を指摘します。また、海外プロジェクトだけでなく、地元社会のために補助金を活用できることが刺激となり、地元ロータリアンからの寄付が増えているとラッセルさんは話してくれました。