Rotary.org - 2010-11年度年次報告 :母子の健康

母子の健康

5歳未満の子ども900万人が、栄養失調、不十分な医療、劣悪な衛生環境が原因となって命を落としています。適切な医療と訓練を受けた助産師がいれば、出産時における母親の死亡率を80%下げることができます。母子の健康に重点を置いたロータリーのプロジェクトでは、教育や予防接種などのケアを母親に提供し、出産のための安全な環境づくりが行われています。

持続可能な医療を

子どもたちに生きるチャンスを与え、医療従事者のスキルを向上させるため、12名の医療専門家チームが、米国と東アフリカのロータリー・クラブの支援を受けてウガンダを訪問しました。ロータリー財団のグローバル補助金を活用したこのプロジェクトでは、ライリー小児科病院(米国インディアナ州)の医療チームが、カンパラ(ウガンダ)にある心臓医療センターを訪れ、救命手術法や技術的なノウハウを指導しました。

「私たちは、内科医、看護師、手術室担当スタッフに対し、手術や手術室管理に関するノウハウだけでなく、先天性心臓疾患の小児手術後における医療についても指導しました」と、チームリーダーとして参加したグリーンフィールド・ロータリー・クラブ会員、ステファニー・キンナマンさんは話します。一方、ウガンダのマキンダイ・ロータリー・クラブは、病院への交通手段や食事のほか、身の回りの世話を提供するなどしてプロジェクトに貢献しました。

この活動は、「Gift of Life Foundation(命の贈り物基金)」と国際ロータリーによって2008年に開始された長期的支援活動の一環として行われ、心臓医療センターでの職業支援が完了する2014年まで継続される予定です。

「子どもの命を救うというロータリーの貢献をこの目で見ることができた」と、チームに同行したロータリアン、サリム・ナジャさんは話します。