地元地域におけるニーズと資産には、どのようなものがあるでしょうか。奉仕プロジェクトを計画する際には、この問いかけが重要です。地元地域がどのような問題を抱えているかを丹念に調べれば、既に対応されている問題やニーズと重複するようなプロジェクトを選んでしまう心配もなく、クラブが真に取り組むべき新しい奉仕の機会が見つかることでしょう。
アンケート調査や資産の棚卸、フォーカスグループといった地域社会のニーズ調査を実施することで、これまで知らずにいた地元の実態が浮き彫りにされるはずです。
調査の際に留意すべきこと
詳細な調査における検討点
人材
地元地域社会の調査を行う際には、前向きなアプローチで臨みましょう。問題点ばかりに注目すべきではありません。地域社会の貴重な資産の一つは、「人」です。地域の抱えるニーズや課題に加え、ユニークな技能や才能を備えた人材についても目を向けてみましょう。そして、地域の人々がどのような形でクラブのプロジェクトに参加できるかを考えてみてください。
組織や団体
地元地域のプロジェクトのために、リソースを提供してくれる団体や組織が存在しますか。政府の関連機関、非政府団体や非営利団体、宗教法人、学校、企業など、可能性を探ってみてください。このほか、近隣の人々が集まり組織しているグループやスポーツのチームなど、非公式の団体も検討してみましょう。
物質的資産
これには、プロジェクトに利用できる可能性のある既存のインフラのすべてが含まれます。建物、公園、公共交通システム、医療施設、水・衛生設備、リサイクルセンターや埋立地、図書館、劇場、会議場などが挙げられます。
クラブの資産
ロータリー・クラブにもたくさんの資産があることを忘れてはなりません。会員の専門的知識や職業技能は、クラブ奉仕にとって重要なリソースです。クラブの財源と人材を綿密に調べることで、クラブが効果的に実施できるプロジェクトが選べるでしょう。
詳しくは、地域社会の調査法の紹介(PDF) を参照してください。
調査が完了し、プロジェクトが決まった後には、奉仕プロジェクトの実施 についてのアイデアをお読みください。
地域社会におけるロータリーのプログラム
ロータリー・クラブは、さまざまな形で地元の地域社会に参加することができます。どのようなタイプのプロジェクトを選べばよいかを思案しているクラブは、ロータリー・プロジェクトの種類や奉仕部門をまず検討してみてはいかがでしょうか。社会奉仕、ロータリー地域社会共同隊、ロータリー・ボランティア、職業奉仕についての詳細をお読みください。