Rotary.org: ニュース - 事務総長が5つの優先項目について語る

 事務総長が5つの優先項目について語る

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国際協議会で講演する国際ロータリーのジョン・ヒューコ事務総長。写真:ロータリー・フォトライブラリ/Monika Lozinska

国際ロータリーのジョン・ヒューコ事務総長が国際協議会で講演し、事務局職員によるクラブと地区への支援をさらに効果的・効率的にするための重要な取り組みについて語りました。「ロータリーは輝かしい歴史を誇る団体ですが、最盛期はまだこれからです」と述べたヒューコ氏は、組織をさらに強くするための5つの優先項目を紹介した上で、「これらの5つの優先項目に力を注げば、傑出したこの団体をさらに強化し、個々のクラブやロータリアンにいたる組織の隅々まで、好ましい変化をもたらすことができるでしょう」と述べました(講演のビデオはこちら)。

ポリオの撲滅

ヒューコ氏が最初に提示した優先項目は、1985年以来、ロータリーが率先して取り組んできたポリオ撲滅です。撲滅によって、世界の何十万人という子供を守ることができるだけでなく、撲滅後20年間に400~500億米ドルの医療費が節約できることについても触れました。また、ポリオ撲滅におけるロータリーの役割を伝えるための大々的な広報キャンペーンが進行中であることも紹介し、「ポリオ撲滅が実現すれば、ロータリーはこの成功を土台に次なる世界的取り組みにあたることができる」と述べました。 

未来の夢

2つ目の優先項目は、RI戦略計画の実施と未来の夢計画の全世界導入です。特に、ロータリー財団の新しい補助金モデルを採用した未来の夢計画は、ポリオ撲滅に次いで2番目に重要な取り組みであり、地区のリーダーからの全面的な支援が不可欠であると述べました。

「未来の夢計画の実施が成功すれば、よく練られ、持続可能性と測定可能性に優れた、6つの重点分野に沿ったプログラムとプロジェクトが生まれるようになります。その結果、ロータリーの知名度、評判、公共イメージが高まり、ロータリーは、ほかの団体にとって、より魅力あるパートナーとなるでしょう。“未来の夢”は、クラブと地区に目に見える多大な恩恵をもたらすものです」

ロータリー・クラブ・セントラル

3つ目は、「ロータリー・クラブ・セントラル」と呼ばれる新しいツールの開発です。このオンライン・ツールで、毎年世界各地で行われている何千という奉仕プロジェクトの価値をロータリーが具体的に把握できると同時に、クラブは、過去の活動記録、戦略計画や活動目標の進捗の確認、設定した目標の報告を行うことができ、クラブ、地区、ゾーンで行われている活動の影響を総合して把握できるようになります。 

「ポリオ撲滅資金を除けば、ロータリー財団が扱う資金の総額は、毎年約1億ドルであることが分かっています。しかし、募金の総額、現金寄付、世界中の奉仕プロジェクトに費やされる労力を合計したら、一体どのくらいの価値になるのかは、今のところまったく不明です。(中略)信頼の置ける数値でその功績を示すことができれば、ロータリーの評判が高まり、会員基盤が成長し、さらに戦略パートナーとしてのロータリーの魅力も増すことになるでしょう」

会員増強

4つ目は会員増強です。「若い人々が魅力と重要性を感じるような団体になること」も会員増強策の一つであると述べたヒューコ氏は、各地域特有のニーズや課題に対応する会員増強3年計画の立案をRI理事会が承認したことについても言及しました。この優先項目を達成するには、ウェブサイトを機能性が高く使いやすいものに改良し、ソーシャルメディアの活用を増やし、Eクラブの発展を促し、出席要件の柔軟性をクラブに与える必要があると、ヒューコ氏は話します。

また、ロータリーのブランド、会員組織、一番の強み、競合性、運営哲学をグローバルな新しい観点で見つめ直すために、理事会が国際的なブランディング会社と協力していることも紹介しました。「このプロセスは、単なるブランド再生にとどまらず、究極的には、ロータリーの再生につながるものです。(ブランド再生によって)ロータリーの功績が驚くべきものであることを、世界の人々に分かっていただけるでしょう」  

人道的支援

5つ目は、ロータリーを人道的支援と開発分野における世界有数の団体の一つとして、しっかりと位置づけることです。「熱心で、積極性と意欲にあふれ、世界各地のビジネスや職業を代表する120万人の会員から成るロータリーこそ、ほかに類のない民間組織であることは間違いありません」とヒューコ氏。

「ロータリーの炎がますます熱く燃え続けるよう、全身全霊をもって努力する覚悟です。家族や友人、地域社会や世界の国々、そして来るべき世代のために、皆さまとともに、より良い世界を目指していきたいと思います」

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2 Comments:
At 8:46午前 on 6 2月 2012, SUGITA Hiroshi wrote: 優先項目がはっきりし、ロータリアンもその目標実現をめざした日常的な行動を行いたい。
At 5:07午後 on 1 2月 2012, K. Matsumoto wrote: 明快で見事なスピーチですね。「ロータリーの炎がますます熱く燃え続けるよう」のところでは「熱情の炎がますます熱く燃え続けるようーー」というゲッベルスの」演説を彷彿させます。 「ロータリー・クラブ・セントラル」の成功によって、ロータリーは時代と共に進んでいくことが出来るようになるでしょう。 会員増強については、ウェブサイトやメディア利用も確かに重要ですが、まず現在の組織とプログラムの強化/連携を計ることが重要と考えます。R財団学友、日本の米山学友、ライラ、青少年交換等がばらばらに動き、連携がとれていません。R財団学友は、名簿の管理ですら日本ではこれからの状態です。 「人道的支援 」では、「熱心で、積極性と意欲にあふれ、世界各地のビジネスや職業を代表する120万人の会員から成るロータリー」というのは理想であって、現実にそうなっていないところに、ロータリーの問題点があると、小生は考えます。 示唆に富むスピーチを有難うございました。

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