Rotary.org: ニュース - 世界を変えるために、フォークシンガーから平和フェローに転身

 世界を変えるために、フォークシンガーから平和フェローに転身

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2008-10年度ロータリー平和フェローのデイビッド・ラモットさん

将来の活躍が期待される若者に投資し、よりよい世界の実現を目指すロータリー平和センター・プログラム。このプログラムに参加した一人、2008-10年度ロータリー平和フェローであったデイビッド・ラモットさん(米国)は、現在サンディエゴで開催中の国際協議会で講演し、ロータリーから与えられたこのプログラム参加の機会に改めて感謝の気持ちを述べました。

スキルを磨き、平和フェローのネットワークの一員になれたと話すラモットさん。ほかの留学プログラムとは異なり、ロータリー平和フェローとなるには、将来性以上のことが期待されると言います。「むしろ、既に平和のために貢献を果たしてきたキャリア中頃の人にふさわしいプログラムだと思います。(中略)ロータリー平和フェローシップは大きな投資となるわけですから、その効果を最大限にするため、ロータリアンが慎重に選考を行っているのは非常に賢明なことだと思います。私が知っている平和フェローを見ても、この投資は大きな成功を収めていると言えるでしょう」

ラモットさん自身は、標準的な平和フェローと比べると、一風変わった候補者でした。フォークシンガーとして、4大陸を訪れ、2万回以上のコンサートを行い、これまでに10枚のCDをリリースしてきました。しかし、ミュージシャンとしてのキャリアの成功の一方で、平和への情熱を常に持ち続け、専門的な教育を受けて平和のために役立てる機会を模索していました。 

転機となったのは、2004年に夫婦でグアテマラのアンティグアを訪れたときでした。218人の生徒が通う学校には、水道がありませんでした。水道を引くための資金がなかったのです。その費用はわずか125ドルでしたが、政府からの補助がなく、維持費をすべて親たちに頼る状況では、とても手に入らないお金でした。  

この学校訪問を機に、ラモットさんは非営利団体「PEG Partners」を発足しました。この団体は、グアテマラの学校を支援するため、ボランティア活動を先導したり、ラモットさんのコンサートで少額の寄付を集めています。過去2年間で活動に充てた資金は、10万ドル近くに上ります。「米国の標準では大きな金額ではないかもしれませんが、グアテマラでは相当な価値があります。例えば、小さな校舎を2,500ドルで建てることができました」

ミュージシャンとしてのキャリアを中断して、平和構築のために修士課程で勉強すると話すと、その平和への熱意を冷笑する人がたくさんいた、と話すラモットさん。しかし、「“世界を変える”とは、“世界を正す”ことではない」と語ります。「この世界に生きるということは、世界を変えることです。自分が行うすべてのことが世界を変えます。それが自分の意に沿わないことでもです。小さな変化が、しばしば大きな変化につながります。私たちが自問すべきなのは、どんな変化を与えていきたいか、ということです」

「ロータリー平和フェローシップを通じてロータリアンの皆さまがしていることは、変化の助長です。私一人のことだけを申し上げているのではありません。大勢の人々の人生を変えるということであり、それを私が皆さまに代わって行っているのです」

ロータリーについてのそのほかの情報は、国際ロータリー公式ツイッター日本版をフォローしてご覧ください。


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