環境保護に力を入れる南カリフォルニアのクラブ
記事:Arnold R. Grahl
国際ロータリー・ニュース:2011年9月7日
環境保護プロジェクトの一環として堆肥作りを行うモローベイ・エコ・ロータリー・クラブ。作られた有機肥料は、化学肥料に代わって地元のゴルフ場で利用されます。(写真提供:Rotary Club of Morro Bay Eco)
結成1年目の新クラブが、資源の再利用プロジェクトを通じて、地域社会に大きな影響を与えています。
6月16日に加盟したモローベイ・エコ・ロータリー・クラブ(米国カリフォルニア州)は、地元の役所や環境保護団体と協力して、3つのゴルフ場から出る雑草や食品廃棄物をもとに堆肥を作り、ゴルフコースの有機肥料として利用しています。また、地域のイベントではリサイクルや堆肥作りによってゴミを出さないよう努め、ゴミを減らす方法について人々に情報を提供しています。川沿いに在来種の植物を植えて、外来種の増殖を抑える試みもこうした環境保護の取り組みの一つです。
以前はクラブに関心のなかった人たちも、環境プロジェクトへの参加に関心を寄せて、クラブ入会の問い合わせをするようになったと、クラブ会長のジョン・ウェイスさんは話します。
そのほかの”エコ・クラブ”
当時、地区は環境に焦点を当てたクラブを1つ以上結成することを目標にしていました。ウェイスさんはRIのウェブサイトで2つの”エコ・クラブ”について読み、その一つであるダルース・スペリオール・エコ・ロータリー・クラブのケイ・ビガさんに連絡を取りました。2008年11月に加盟したこのクラブには、45名の会員がおり、女性を含む多くの若い会員が活動しています。夕方に例会を開き、会費を抑えるほか、人気のある交流イベントを開いています。「少なくとも月に1回、大抵は2~3回、奉仕プロジェクトを行っている」と話すビガさん。毎月クラブ会員の自宅で夕食会を開くことで、親睦を深める機会も作るようにしているそうです。
ウェイスさんのクラブでも同じようなアイデアを採用しました。例会での食事をやめてコストを抑え、奉仕プロジェクトを強調し、正式な例会は1時間の会を月に2回までとしています。さらに、地元地域の人口構成を考慮したアプローチも取り入れています。「私たちのクラブには50代、60代の会員や退職した会員もいます。若い人たちばかりではありません。皆、現場に出て、参加型の奉仕をしたいという共通の目的意識があります」
また、会員候補者の要望にも敏感であるべきとウェイスさんはアドバイスします。「すべてのクラブの根底にあるのは”超我の奉仕”です。しかし、何を”奉仕”とするかは人によってさまざまです。人々の声に耳を傾けてその声を取り入れていくことが大切です」
ほかにも、新クラブを結成してロータリーを広げている例があります。
- 2010年3月に加盟したジュバ・ロータリー・クラブ(南スーダン)は英国のクラブと協力してマッチング・グラント・プロジェクトに取り組み、地元の病院に15,000米ドルの麻酔機器を寄贈しました。このほかに、地元の孤児サポートも行っています。
- 第3170地区(インド)のEクラブは、25名の創立会員が集まって4月に加盟しました。オーストラリア、ブルガリア、カナダ、中国、インド、マレーシア、ノルウェー、南アフリカ、米国からの会員がオンラインの例会と実際に顔を合わせた例会を行います。最近行われた植樹プロジェクトでは、7月初めの2週間、それぞれの会員が地元で木を植えるよう奨励されました。
- 2009年に加盟したベルリン・インターナショナル・ロータリー・クラブは、ドイツ首都圏の国際的なコミュニティを対象としたクラブです。14カ国から31名の会員が英語で例会を行います。ポリオ撲滅のために、携帯のメール機能を利用した募金活動も行いました。
- ラマラ・ロータリー・クラブは、パレスチナ自治政府の管轄下で初めて結成されたクラブです。2010年5月に正式にRIに加盟しました。34名の会員は冬服の寄贈や公園の整備といった活動にあたっています。詳細記事はこちら。
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