会員を積極的に関与させることが会員維持の秘訣
国際ロータリー・ニュース:2009年8月26日
2009-10年度RI会員増強・維持委員会委員長で元RI副会長のマイク・マクガバン氏。
Rotary Images
「多くの人々と同様に、ロータリアンも自分が何かに所属しているという実感を持つことが必要である」
これは、会員の拡大に関して、2009-10年度RI会員増強・維持委員会委員長で元RI副会長のマイク・マクガバン氏が考える一番のアドバイスです。マクガバン氏は、多くの会員がロータリー・クラブを退会する理由は、自分たちがどのように貢献しているのかを実感できず、ほかの会員との一体感を見出せないためであると考えます。
「例会やプロジェクトでクラブ会員同士が交流していくことは必要ですが、ほかの会員とその家族を夕食に招いたり、一緒に行事に出かけるなど、ロータリーの活動以外でも関係を築くことが大切です」
マクガバン氏は、もっと多くのクラブが、RIのウェブサイトに掲載されているクラブ評価ツールを活用すれば、会員となってから5年内に退会する会員の数を半減することができ、会員数を倍増し、奉仕活動を充実させていけると主張します。
以下は、会員増強および拡大月間に向けて、マクガバン氏とその他の会員増強・維持委員が提供する会員増強のアイデアです。
- マクガバン氏は、例会への出席ばかりに重点を置くべできはないと考えます。「例会への出席ばかりを強調していると、若い会員や、家庭と仕事の事情で多忙な会員が嫌気を起こしてしまう可能性があります。ロータリアンが例会に出席したいと考える動機は、欠席することへの罪悪感からではなく、有意義な時間を過ごしたいという気持ちからであるべきです」
- クラブのウェブサイトに自分たちの功績を掲載するよう、マクガバン氏は提案します。「ある会員が、『一番好きだった例会は、クラブ会長が前年度のクラブの功績を振り返った年末例会だった』と話していました。その会員は、ロータリアンであることに誇りを感じたと言います」
- マクガバン氏は、ほとんどの地域社会に複数のクラブが必要であり、特に規模の大きい地域社会の場合には、多くのクラブが必要であると考えます。「クラブは地元に根ざした存在であり、地元に属する人々が会員となるべきです」
- 委員のルーパク・ジェイン氏は、クラブが充填したいと考える職業のリストを書いた張り紙を例会場に掲げ、その後1、2週間はその職業分野に該当する候補者探しに集中することを提案します。また、新会員が、指導役を務める熟練会員と親しい関係を築くことも欠かせないと考えます。
- 元RI理事で、会員増強・維持委員会の副委員長を務めるケン・コリンズ氏は、次のように提案します。プロジェクトの恩恵を体験した地域社会の人々は、友人や隣人、親戚などにロータリーについて伝える「広告塔」の役割を果たすため、地元の人々に直接恩恵をもたらすような、意義あるプロジェクトに焦点を絞ることが大切だと言います。「ロータリーでは、口コミ広告の力が過小評価されています。 口コミ広告は、費用はかからず、多くの人々に繰り返し伝えられるという効果があります」
本記事は、会員増強に関する専門家からのアドバイスの4回目です。