ビル・ゲイツ氏、シアトル・ロータリー・クラブの名誉会員に
国際ロータリー・ニュース:2009年3月13日
シアトル・ロータリー・クラブの100周年祝賀行事で、息子のゲイツ氏にロータリーの襟ピンをつけるウィリアム・ゲイツ・シニア氏(中央)。隣に写るのはクラブ会長のナンシー・スクレーター氏。シアトル・ロータリー・クラブは、父親のゲイツ氏に続き、息子のゲイツ氏を名誉会員として迎えました。写真提供:Mike Urban
ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団の共同会長であるビル・ゲイツ氏が、3月5日、シアトル・ロータリー・クラブの100周年祝賀行事で、同クラブの名誉会員として迎え入れられました。
ワシントン州コンベンション・アンド・トレードセンターで行われたこの祝賀行事には、シアトル・ロータリー・クラブの100年にわたる奉仕を称えるために、千人以上のロータリアンと地域社会のリーダーが集まりました。マイクロソフト社の共同創業者兼会長であるゲイツ氏がこの行事で基調講演を行いました。
その中でゲイツ氏は、「ロータリーが世界中で広まるとともに、超我の奉仕の理念も世界に広がっていきます」と語りました。「ロータリーは、人間の持つ最も素晴らしい概念、つまり、人々を助けるということが、単なる義務にとどまらず、喜びと充実感に満ちたものであるということを浸透させる土台を作り出しているのです」
同じくシアトル・ロータリー・クラブの名誉会員で、ゲイツ財団の共同会長であるウィリアム・ゲイツ・シニア氏が、同祝賀行事に出席し、息子のゲイツ氏に襟ピンをつけました。
今年の初め、ビル・ゲイツ氏は、カリフォルニア州サンディエゴで開かれた国際協議会に出席し、ロータリーのポリオ撲滅活動を支援するためにゲイツ財団が2億5,500万ドルの新たな補助金を提供することを発表しました。この補助金は、2007年にゲイツ財団からロータリーに寄せられた1億ドルの補助金に続くもので、これを受けてロータリーは、2012年6月30日までに総額2億ドルを独自に調達していくことを目標として掲げました。この取り組みは「ロータリーの2億ドルのチャレンジ」と呼ばれ、ポリオ撲滅のためにロータリーとゲイツ財団が約束した寄付を合わせると5億5,500万ドルとなります。
シアトル・ロータリー・クラブのナンシー・スクレーター会長は、同クラブが、ポリオ撲滅に向けたロータリーの取り組みに意欲を燃やしている、と話します。
「ポリオの犠牲者を誰一人として出さないために、私たちは撲滅を必ず達成しなければなりません」
スクレーター会長はまた、第2世紀におけるクラブの奉仕に目を向けています。同クラブは、100周年のプロジェクトとして、420万ドルを投入して、ホームレスの家族のための支援センターを設立する予定です。
シアトル・ロータリー・クラブは、ロータリーの中で4番目に古いクラブで、その会員は700人近くに上り、規模的にも最も大きなクラブの一つです。過去100年の間に何百万ドルもの寄付を集め、視覚芸術や舞台芸術の支援、青少年のための教育の機会の推進、野外活動やレクリエーションのための環境整備、貧しい人々への食糧の提供、ホームレスの人々や障害者への援助を行ってきました。