雑誌月間:「ロータリー・ダウンアンダー」より
国際ロータリー・ニュース:2008年4月15日
オーストラリア、ニューサウスウェールズ州にあるレペルーズ公立小学校の幼児教育プログラムの参加者。写真提供:地域雑誌
「ロータリー・ダウンアンダー」
シドニーで就学前教育が成果を発揮
発達科学と幼児教育の専門家によると、子供の認識力や社会的、情緒的な発育は、生まれた瞬間から始まり、就学するずっと以前に家庭で継続されていくということです。このため、オーストラリア、ニューサウスウェールズ州のシドニー・ロータリー・クラブでは、近くの郊外にあるレペルーズ公立小学校で実施されている画期的な幼児教育プログラムに、160,000米ドルを寄付しました。
この「親と子のためのホーム・インターアクション・プログラム」は、難民や移民をはじめ、オーストラリア各地の地域社会から疎外されている人々、その他の恵まれない人々を対象としています。2年間のカリキュラムを通じて、レペルーズ小学校の専門家が、3歳から5歳の子供を持つ親に、就学前の準備として、言葉や社交性なども含めたスキルを子供にどのように身につけさせるべきかを教えます。親は、家庭での教師として訓練を受けて、子供を教えることに自信を覚えるようになります。各家庭には、読み書きや算数に親しめるよう、教育的な本やゲームも提供されます。
「ロータリーのおかげで、レペルーズの子供たちは、学校でしっかり学び、就職し、自分の家を買い、健全な成人としての人生を営んでいける可能性が増えました」と言うのは、このプログラムを運営するブラザーフッド・オブ・セント・ローレンスのトニー・ニコルソンさんです。
シドニー・クラブ会員のゲリー・リースさんは、クラブが、貧困の緩和と初等教育の普及を目指すこのプロジェクトを支援していることに喜びを感じると語ります。
一方、レペルーズ・プログラムのコーディネーターを務めるシェリ・ロングボトムさんは、同クラブの支援に対し、次のように感謝の言葉を述べています。「シドニー・クラブからの寄付は、本当にありがたいものです。おかげで、私たちはもっと多くの家族にこのプログラムに参加してもらうことができます」
この記事は、「ロータリー・ダウンアンダー」(オーストラリア、ニュージーランドを含む10数地域を対象に発行されているロータリーの地域雑誌)から提供されたものです。