Rotary.org: RI 会長

RI 会長


 ウィルフリッド J. ウィルキンソン会長

 
 

「ロータリーは分かちあいの心」—ウィルフリッド J. ウィルキンソンRI会長—「出でて奉仕しましょう。皆さんの強さを分かちあいながら、クラブを助け導いていきましょう」


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2008年3月

私たちのオクラホマ州訪問は続き、3月1日(土曜日)には、オクラホマシティー・ロータリー・クラブの案内で、まず初めにベサニーにある児童センターを訪れました。大きな成功を収めている非営利のこの小児科病院は、精神的・肉体的障害を持つ子供たちの治療を行っています。第5750地区のロータリー・クラブがこのセンターの力強い支援者となり、また、病院職員と受益者の多くはロータリーを心から支援しています。

この後、市内を回り、多くのロータリー・クラブの社会プロジェクトを目にすることができました。また、 オクラホマシティー爆破事件の犠牲者追悼記念館も訪れました。公園内にある池の水面に静かに映る情景と、平和を奪ったこの爆破事件との対照が印象的でした。

National Cowboy and Western Heritage」博物館で過ごした夕べは、 大口寄付者ホワイトハット・ソサエティのメンバー、マルチプルと新規のポール・ハリス・フェローのための第5750地区と第5770地区のロータリー財団合同夕食会に出席しました。マーティン・ポスティック・ジュニア地区ガバナーとメアリー・シャーマン地区ガバナー、ならびに元地区ガバナーのノエル・バヤットロータリー財団地域コーディネーターのご活躍には心からの敬意を覚えます。

日曜日の朝には早起きをして教会に行きました。その後、ネバダ州ラスベガスに飛ぶ前に、ポスティック地区ガバナー一家と一緒に楽しいブランチのひとときを過ごしました。ラスベガスに到着すると、アルフレッド・スラッガート元地区ガバナーとメアリー・アン夫人が出迎えてくれました。続いて、地区内の他のリーダーの方々と夕食をともにしました。

翌朝、訪問先のウェスト・プレップ小学校では、ロータリアンの活動に対して称賛の声が上げられました。この公立学校では、貧困地域から登校する生徒たちに素晴らしい教育が行われています。つい2年前までは劣悪な状況にあるとされていた同校も、新しい校長先生を迎え、地域社会とロータリーからの支援があったおかげで、今では、青少年たちが家族の貧困の悪循環を打ち破ることができるよう、学習と規律訓練がしっかりと行われている学校として模範的な存在になりました。

学校を訪問した後、オスカー・グッドマン・ラスベガス市長と会いました。グッドマン市長に対し、地元のロータリアンに代わってポール・ハリス・フェローの称号を授与させていただくことができ、また、市長も心から驚き名誉に感じられていたようでした。また、市長には私からテーマ、「ロータリーは分かちあいの心」をあしらった品を一点贈呈しました。お返しとして、市長はラスベガス市への鍵を私にくださいました。

その夕べ、ネバダ州のロータリアンおよそ300名が集まり、ゴールド・コースト・カジノの会場で財団夕食会が開かれました。夕食会場では、カリフォルニア州のポモナ・ロータリー・クラブの会員で、ポリオの元患者のシャーリー・ポッツオーリさんに会い、また、遠いところから砂漠を運転して駆けつけてくださったネバダ州カリエンテ・ロータリー・クラブのリン・マランヴィル・クラブ会長とジョアン夫人と旧交を温めることができました。また、寄付者の表彰が行われ、インターアクター、ローターアクター、ロータリー財団国際親善奨学生、ロータリー青少年交換学生に会うこともできました。中でも良かったのは、マドリガル歌手の歌声。その美しい歌声は観衆を魅了し、カナダ国歌の「O Canada」を歌ったときは妻のジョーンも私もとても感動しました。

ジョーンと私は、第5080地区(カナダのブリティッシュ・コロンビア州、米国アイダホ州とワシントン州)のロータリアンを訪れたことがありませんでしたが、エリザベス・シトラ地区ガバナーからの招待で、3月4日、ワシントン州の美しい街、スポーケン市で行われた新クラブ会員のための夕食会に出席することができました。この夕食会は大成功に終わり、私たちもここで大勢の新しい友人に出会うことができただけでなく、地区が行っている活動に大変感心しました。トム・ハラゾン元地区ガバナーとシャロン夫人をはじめ、これらロータリアンと再会できることを願いつつ、次回の訪問を今から楽しみにしています。

3月5日、エバンストンに戻り、旅行中にたまっていた書簡やEメールの山を片付けました。また、ロサンゼルスで開催される2008年RI国際大会に関する会合に出席し、報告を聞き、予定について話し合いました。素晴らしい大会が実現できるよう、国際大会委員会、ホスト組織委員会、RI担当職員は最大限の努力を傾けています。

静かな週末を過ごした後、イリノイ州のエルジン・ロータリー・クラブを訪れる機会がありました。驚いたことに、エルジン・クラブと他の隣接クラブの会員がロータリー財団のために60,000米ドル以上の寄付金を集めて待っていてくれました。

3月11日(火曜日)、エド・フタ(布田)RI事務総長との月例会議がありました。その後は、次の6月上旬に行われるRI理事会の予定を立てました。

3月13日、ノースカロライナ州グリーンズバラで開かれた会長エレクト研修セミナーに参加するために、再度旅路につきました。予想通り、このセミナーはとても良く組織されており、ガバナー補佐や財団委員長のための多くの付随会合や研修も行われました。ビル・シリト地区ガバナーはとてもよく補佐役をこなしてくださり、私が多くのロータリアンと会えるよう気を配ってくださいました。ケン・モーガン元RI理事が見守る中、ハリー・ブログデン元地区ガバナーが全プログラムの議長を務めました。

3月18日、ジョーンと私は、シカゴからスプリングフィールドに向かう列車で次の旅へと出発し、当地ではキース・ラペ元地区ガバナーとフィリス夫人を含む数人のロータリアンが出迎えてくださいました。地元クラブの90周年記念を祝うため、イリノイ州ジャクソンビルまで元ガバナー夫婦が車で連れて行ってくださいました。

トム・ブラナムRI理事をはじめ、フレッド・ハーンRI理事、ジャクソンビル・クラブのマイケル・シュナイダー会長、そしてクラブの大勢の会員に囲まれた愉快な昼食のひとときを終えた後、フランクリン小学校を訪れました。そこでブラナム理事と私は、小学3年生の生徒たちに辞書を贈る素晴らしい機会に恵まれました。このプロジェクトは、昨年クラブが4年生以上の生徒全員に辞書を提供した取り組みに引き続いて行われたものでした。辞書の贈り物は、生徒たちや教師たちに心から喜ばれ、また、このプロジェクトは地元メディアにより取り上げられ、特に生徒が四つのテストを読んでいる様子を写した写真など、宣伝効果を大いに発揮しました。

夕食会の前には、クラブの新会員、配偶者、新ポール・ハリス・フェローのためのレセプションに出席しました。クラブ会員105名のほぼ全員で団体記念写真の撮影が行われました。その夜は、ジャクソンビル・クラブのお祝いにイリノイ州南部各地のロータリアンが駆けつけた祝宴に出席することができました。夕食後、ロン・リギンズ地区ガバナーが非公式の懇談の場を設けてくださいました。

翌朝、列車でエバンストンの帰路につき、すぐに英国ブラックプールにあるグレート・ブリテンおよびアイルランドの国際ロータリー(RIBI)を含む、4月の旅行日程の準備に取りかかりました。

復活祭(イースター)に当たる日曜日、私たちはパリへと向かい、当地では、モーリス・フネマン第1660地区ガバナーによる温かい歓迎を受け、パリ・ロータリー・クラブの会員が所有するホテル・ベッドフォードに滞在しました。

火曜日、第1660地区と、ダニエル・シャルベ地区ガバナー率いる第1770地区のロータリー・クラブをはじめ、パリ市内外のクラブの素晴らしい活動ぶりについて学ぶことができました。また、ジャック・トロード元地区ガバナーとフランソワズ夫人、そして彼らの娘で、1975年に私たちの故郷、カナダ、オンタリオ州のトレントンに10カ月滞在した経験を持つマリー・バレリーさんとの素敵な再会のため、サンクルーに旅行しました。

その夕べは、ホテル・ベッドフォードで、第1660地区と第1770地区の現・元地区ガバナーの方々との素晴らしい夕食会に招かれました。招待された人の中には、カトリーヌ・ノワイエ・リボーRI理事エレクトとご主人のジャン・フランソワさんも含まれていました。夕食会での食べ物、飲み物、会話は、ジョーンと私にとって本当に良い刺激となり、生涯忘れられない一夜となりました。

翌朝、市内にある多くの建物を含め、歴史あるパリ第1パンテオン・ソルボンヌ大学の見学に出かけました。図書館を起点に、ソルボンヌ・センター、大理石階段のある素晴らしい講堂と、順に回りました。講堂は、階段の片側が美術、もう片方が科学のモチーフで見事に埋め尽くされていました。見学後、ピエール・イブ・エナン大学長と昼食を共にし、学長は、ロータリーが、ロータリー世界平和フェローシップ・プログラムを同大学に導入するよう勧めてくださいました。

その夜、パビロン・ドフィンで、多地区合同による財団夕食会が満席の中、開かれました。パリ市内の多くの素晴らしいロータリアンに出会うことができた華やかな行事でした。私はこの場で、ロータリー財団への支援、特に青少年関連の取り組みに関し、出席者に祝意を表しました。

3月27日、「平和はきっとかなう」をテーマにした国際共同委員会会合に出席するため、カンヌに赴きました。本会合は、毎年行われるカンヌ映画祭で有名となったコンベンションセンターで開かれ、カルロ・ラビッツァ元RI会長やカール・ウィルヘルム・ステンハマー元RI会長をはじめ、キエール・アケ・アケッソンRI理事、ゴードン・マッキナリーRI理事、ラファエル・パロッタ・ダックアペンデンテRI理事、バーナード・ローゼンRI理事、そしてカトリーヌ・ノワイエ・リボーRI理事エレクトを含む、およそ900名のロータリアンが結集する大成功の行事となりました。セルジュ・グテロン元RI副会長、ベルナール・アタール元地区ガバナー、ルシアン・バース元地区ガバナーの指導の下で企画されたこの会合は実に素晴らしいものでした。

世界保健機関のデービッド・ハイマン博士、ユネスコのアン・ベリンダ・プレイス氏、アラン・ベントリラ博士による講演は、いずれも素晴らしいものでした。また、世界でロータリーがどのように平和を実現させていくことができるかを提案したときのロータリアンの発表も見事でした。今回、天候に恵まれたことや親睦の機会が充実していたこと、また、国際共同委員会の明確な目的が、この行事の成功につながったのだと思います。特に、新しい仏印間の委員会の設立が決定されたことや、米露間の委員会設立が約束されたことは評価すべき点でした。

日曜の朝、シカゴに戻り、2008年度会長の交代期間の始まりを告げる夕食会に出席するため、レイクフォレストに向かいました。RI会長、会長エレクト、会長ノミニー、管理委員長、管理委員長エレクト、管理委員長ノミニーが顔を合わせるこの2日間の集まりは、まさに、ロータリーの二つの組織(RIとロータリー財団)の長期目標への進展を話し合い、潜在的な問題分野を特定するためのシンクタンクとも言える会合でした。この会合は4月1日に終わったので、詳細は来月のロータリー旅行記でご紹介することにしましょう。