メッセージ
2010年 4月
親愛なる同僚ロータリアンの皆さん、
ロータリーの3万3,000を超えるクラブの一つひとつは、それぞれの地域社会で、同様に、国際的にも何らかの形で重要な奉仕活動を実施しています。ロータリーの組織においては、こうした私たちの取り組みを支持し鼓舞するより広いネットワークのもとで、それぞれのクラブが独立して活動しています。
そのネットワークの重要な一つが『The Rotarian』と、25の異なる言語を使って発行されている、31の地域雑誌からなる『ロータリー・ワールド・マガジン ・プレス(Rotary World Magazine Press)』なのです。
どの地域のロータリアンも情報を共有
このことが、すべてのロータリークラブの会員に『The Rotarian』、あるいは地域雑誌のどれか一つの購読を義務づけているゆえんです。これらの出版物は私たちにほかのクラブや地区のニュースを知らせ、私たちのプロジェクトに新しいアイデアを提供するとともに、私たちに同僚ロータリアンたちとの間により強い絆を感じさせる役割を果たしています。
また、各号に掲載されているRI指定記事は、エバンストンにある私たちの世界本部と、世界各地に住んでいるそれぞれのロータリアンを、直接結んでいます。
ロータリー雑誌のメッセージをただ読んでいるという皆さんのこの瞬間の経験も、どの国や地域にいるロータリアンとも共有しているのです。RIの指定記事はどの雑誌でも同じです。それは一つの共通のメッセージであり、一つの共通の経験なのです。それは計り知れないほど重要なもので、何ものにも替えがたいものなのです。
たった1
年限りの、1
か月にただ1
度の機会
すべてのロータリーの雑誌に掲載される会長メッセージを書くため机に向かうとき、私はそれが、会長の職に就いているたった1年限りの、1か月にただ1度の機会であることを認識しています。それは、120万の会員一人ひとりに、直接、私自身の言葉で話しかけることができる機会なのです。
私がどれほど各地を回り、幾度となく人々に話しかけ、私のメッセージを各クラブや地区に届ける努力を重ねたとしても、このページに400語のメッセージを載せるにまさる特典はありません。というのも、世界各地で発行されているすべてのロータリーの雑誌が、私が書いた通り、あるいはそれぞれの言語に翻訳した上で私のメッセージを掲載しているからです。私は、これらの出版物がつくり出す可能性を高く評価していますから、このような機会を大切に思っています。
4月は雑誌月間、ロータリアンであることの、この大切な恩恵を皆さんのクラブの奉仕活動にどう生かすかを考え、役立つ情報をほかの人たちと共有するのにまさにふさわしいときです。
2009−10年度 国際ロータリー会長