Rotary.org:

2008年財務状況に関するご報告


 
 

ロータリアンの皆さま

現在の経済状況は、引き続き、ロータリーにも課題をもたらしています。9月30日以来、国際ロータリーの一般資金はさらに16.1パーセント下がり、その結果、会計年度現在までの投資損失は24パーセント(米貨2,200万ドル)となっています。ロータリー財団の投資( ポリオ・プラス基金 を除く)も市況とともに低下の一途をたどり、7月から11月までに1億6,500万ドルの損失をもたらす結果となりました。

以前にご報告しましたように、現在までの損失のほぼすべては、所有する証券の市場価値が下落したことによるもの(すなわち未実現損益)であり、証券を売却するまで実際の損失とはなりません。ロータリアンの皆さまが会費を期日通りに支払い、財団へ惜しみない寄付を寄せてくださっているおかげで、運営費に充てるために投資証券を売却する必要は生じておりません。

バーナード・マドフ容疑者による投資詐欺事件についてお読みになった方もおられると思います。委託しているヘッジファンド・マネージャーの1社を通じて、ロータリー財団もマドフに関連するエクスポージャー(リスク資産)が若干(財団の総投資の0.1パーセント未満)ありますが、独立した投資コンサルタントとの相談の下、この損失を最小限にとどめ、この分野におけるロータリーのリスクを減らすために、私たちは最善を尽くしています。

投資収益、また、必要であれば、運営予備金がRIの運営費の一部および財団の運営費のすべてに充てられます。RIの予備金が現在も理事会の目標レベルを上回っている一方、財団の予備金は大幅に低下し、管理委員会が定めたレベルを下回っています。従って、私たち(RI理事会、ロータリー財団管理委員、事務局職員)は、経費を削減するとともに、以下の措置を取っています。

  • 委員会会合を含め、不必要なあらゆる活動を延期
  • 職員やボランティアの旅費、残業費、派遣人材費、コンサルタント、職員の人材開発を含め、必要なあらゆる裁量支出を中止
  • 国際ロータリーと財団関連の出張中にかかる職員・ボランティアのコストを削減
  • 危機管理計画ならびに2009-10年度の緊縮予算の準備

先日のご連絡でも申し上げました通り、ロータリーのシニア・リーダー、財務部職員、ロータリーの投資コンサルタントと私が金融市場を注意深く見守ってまいります。経済的に困難な環境の中でもロータリーの財務健全性を保つため、可能な限りの対策を取っていることをここにご報告いたします。

エド・フタ(布田)
事務総長